2008年度(平成20年度)下期の法科大学院認証評価の実施結果に関する一部報道について

2008年度(平成20年度)下期の法科大学院認証評価の実施結果に関する一部報道について

2009年4月1日
日弁連法務研究財団
評価委員会委員長  柏木 昇

当財団が昨日公表した7校の法科大学院認証評価のうち、成蹊大学大学院法務研究科につき、「1割以上の学生を単位が足りないまま卒業させている」とする報道がありました。
しかし、当財団の調査では、同校において、修了に必要な単位数を修得しないまま修了した学生はおりませんでした。また、当財団の行った記者会見でもそのようなことは一切表明しておりません。
修了認定についての評価は、明確に「適合」と評価しております。

上記報道は、当財団の定める、「法律基本科目以外で33単位以上、また基礎法学・隣接科目から4単位以上履修できるようなカリキュラムとすること」という評価基準に照らして、同校の学生の履修が必ずしもそうなっていない点を指摘したことを受けてのことです。
詳細につきましては、同校の評価報告書をご参照ください。

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