研修会「情状弁護の質的転換を目指して」(オンライン+広島会場 開催)
公益財団法人日弁連法務研究財団 主催
近年,薬物やギャンブル,あるいは窃盗などの犯罪類型を中心に,これらが犯罪者の依存傾向に原因があることが意識されるようになりました。犯罪者の依存傾向を原因とする犯罪の再犯を防止するためには,刑罰よりも,治療をして更生の道を整え,社会復帰をめざすという被疑者更生支援型刑事弁護の手法が注目されています。
検察においても,刑罰ではなく,福祉的なサポートにより更生の道を歩ませる「入り口」支援型の不起訴処分を導入しています。
そして,被疑者更生支援型刑事弁護,「入り口」支援型不起訴処分をあわせた治療的司法の研究が,拡がりつつあります。そこで,本研修会は,そうした回復・更生支援型の刑事弁護(情状弁護)の理解を深めるべく企画しました。
多くの皆様に参加いただきたく,ご案内します。
日時
2020年11月20日(金)15時~18時
参加方法
①WEB参加 Zoomウェビナー
②会場参加 広島弁護士会館
プログラム(予定)
第1部 基調講演 「情状弁護から更生支援型弁護へ:現状と将来」
講師 指宿 信 教授(成城大学)※WEB上の参加になります
第2部 シンポジウム
コーディネーター 指宿 信 教授(成城大学)※WEB上の参加になります
事例報告① 田中洋子 社会福祉士
竹森雅泰 弁護士(広島弁護士会)
事例報告② 坂本慶太 弁護士(広島弁護士会)
河合知義 社会福祉士
秋田智佳子 弁護士(広島弁護士会)
参加対象
法曹関係者,研究者等(広島以外の方もお申し込みいただけます)
参加費
無料
申込方法
参加の申込みは,以下の申込みサイトまたはFAXでお申し込みください。
○申込みURL https://forms.gle/fm3NF292b4pJdAsz6
○FAX 申込用紙 FAX番号 03(3580)9381