緊急WEBシンポジウム
「新型コロナ感染症対策におけるIT活用とプライバシー」
第一東京弁護士会総合法律研究所IT法研究部会共催
新型コロナウイルス対策において、感染を抑制するための手段として、IT技術の利活用が模索されています。我が国では、6月24日に「新型コロナウイルス接触確認アプリ COCOA」が導入されました。他方、海外では、接触確認アプリにも様々な方式がありますし、GPS位置情報やクレジットカード履歴等を収集して個人を追跡する国もあります。 コロナ対策とプライバシー制限の程度の組み合わせは様々であり、我が国においても、公衆衛生的なニーズと技術的な前提を共有した上で、個人情報の利活用やプライバシーの制限がどこまで許容されるのかについての法的議論が必要だと思われます。 本シンポジウムでは、各国の状況を踏まえた上で、接触確認アプリだけでなく、様々な手段が日本においてどのように位置づけられるかを、多角的に検討します。 |
日時
2020年7月30日(木)13:00~16:30
プログラム
1.「各国のコロナ対策におけるデータ活用の状況」
鎗目雅 准教授(香港科技大学)
2.「韓国コロナ対策での個人情報利用と法制度」
孫亨燮(ソンヒョンソプ)教授(韓国慶星大学)
3.「クラスター対策班の活動と個人情報利用」
和田一郎教授(花園大学、厚生労働省クラスター対策班)
4.「接触確認アプリCOCOA導入の背景と特徴」
羽深宏樹弁護士(経済産業省)
5.「ITの利活用と個人情報保護・プライバシー権」
宍戸常寿教授(東京大学)
6.パネルディスカッション
司会:吉峯耕平弁護士(IT研究法部会部会長)
※ 和田一郎先生につきましては、やむを得ない事情により登壇中止とさせていただきます。 誠に申し訳ございません。
参加費
無料
定員
500名
方式
Zoomを利用したウェビナー
申込み方法
参加ご希望の方は,以下の申込サイト(Peatix)からお申し込みください。【申し込みは終了しました】
https://corona-law.peatix.com/
※提供いただいた個人情報は、公益財団法人日弁連法務研究財団の個人情報保護方針に従い厳重に管理し、本シンポジウムの参加者確認(共催者である第一東京弁護士会及び講師による確認を含みます。)及び連絡のみに使用いたします。
資料
「各国のコロナ対策におけるデータ活用の状況」/鎗目雅准教授(香港科技大学)
「韓国コロナ対策での個人情報利用と法制度」/孫亨燮教授(韓国慶星大学)
「実効再生産数を下げる介入手段としてのIT利活用」/吉峯耕平弁護士
「接触確認アプリCOCOA導入の背景と特徴」/羽深宏樹弁護士(経済産業省)
「ITの利活用と個人情報保護・プライバシー権」/宍戸常寿教授(東京大学)
講演録
「接触確認アプリCOCOA導入の背景と特徴」/羽深宏樹弁護士(経済産業省)
「ITの利活用と個人情報保護・プライバシー権」/宍戸常寿教授(東京大学)